Relaxation: Ferrari F2008

Ferrari F2008 - 改良されたフロント・ウィングレット

フェラーリは、昨年のベルギーグランプリでフロント・ウィングレットに水平のスリットを導入し、日本グランプリでデザインを若干修正しました。その時以来初めて、チームはウィングレットの垂直部分の表面積を増やして、気流を変える能力を最大限にするためにバレンシアでスリットを廃止しました。水平のスリットの機能はサイドポッド入り口に近いエリアの乱流を減らすことでした。その否定的側面は、マシンのリアに向けられる気流の品質と量の損失でした。バレンシアのような中・高速サーキットにおいて、改良された垂直シールドは、サイドポッドの上部ルーバーから熱気を抽出するのを助ける点でより効率的です。