FORMULA 1 GRANDE PREMIO DO BRASIL 2008
F1史上最年少チャンピオン誕生！
ルイス・ハミルトン！
気温30℃ 路面温度32℃ 湿度49％ ウェット->ドライ->ウェット | Pos. Driver Team Time １ Ｆ・マッサ フェラーリ 1:34:11.435 ２ Ｆ・アロンソ ルノー + 13.298 ３ Ｋ・ライコネン フェラーリ + 16.235 ４ Ｓ・ヴェッテル トロロッソ + 38.011 ５ Ｌ・ハミルトン マクラーレン + 38.907 ６ Ｔ・グロック トヨタ + 44.368 ７ Ｈ・コヴァライネン マクラーレン + 55.074 ８ Ｊ・トゥルーリ トヨタ + 1:08.463 ９ Ｍ・ウェーバー レッドブル + 1:19.666 １０ Ｎ・ハイドフェルド ＢＭＷ + 1 laps １１ Ｒ・クビサ ＢＭＷ + 1 laps １２ Ｎ・ロズベルグ ウィリアムズ + 1 laps １３ Ｊ・バトン ホンダ + 1 laps １４ Ｓ・ボーデ トロロッソ + 1 laps １５ Ｒ・バリチェロ ホンダ + 1 laps １６ Ａ・スーティル フォースインディア + 2 laps １７ 中嶋 一貴 ウィリアムズ + 2 laps １８ Ｇ・フィジケラ フォースインディア + 2 laps Did not finish １９ Ｎ・ピケ・ジュニア ルノー + 71 laps ２０ Ｄ・クルサード レッドブル + 71 laps |
マッサが勝利！
マッサは完璧なレース運びでトップでチェッカーを受け、
地元ブラジルGPでタイトルを掴みかけましたが、チェッカーを受けた39秒後、
チャンピオンの座はマッサの手から滑り落ちてしまいました。
マッサのコメント
「レースは完璧だった。何もかも本当に上手くこなし、
スタートと最後が雨となったこのような難しい天候の下で、
今回のレースやチーム、今まで以上にまた１００％を越えるくらいの、
そして僕が予想した以上に僕をサポートしてくれたみんなを誇りに思うよ。
みんながここにいて、
みんながチャンピオンシップの最後に全てを完璧にこなしてくれたから
僕にとっては本当に感動的な１日だった。
でも、ルイスがグロックをパスしたのを見た時は本当に複雑な気分だったよ。
でも、これがレースだからね。
チェッカーフラッグを受けた時にレースは終わったのだから、
僕たちはこの勝利を誇りに思わないといけない。
残念ながら１ポイントでタイトルを逃したけれどそれがレースだし、
僕たちがやってきたことや今回のレース、
チャンピオンシップを誇りに思わないといけない。
勝ち方がわかったし、負け方もわかったから、
今日は多くのことを学べる１日になるだろうけれど、
本当に感動的だったのは確かだよ」
コンストラクターズチャンピオンシップはフェラーリが2年連続チャンピオン！
ステファノ・ドメニカリのコメント
「信じられないほど素晴らしい一日で、われわれが達成したことには満足だ。
10分の8。これがシーズン当初にモンテゼモーロ社長の立てた目標だったのだが、
難しく複雑で、インシデントが多いシーズンの最後にそれを達成している。
サーキットや地元でチーム全体がいつも猛然と仕事に取り組んでくれて、
この結果のために彼らは祝われる価値がある。
もちろん、フェリペが夢を実現するところを見られなくて残念でもあった。
特にレース展開を考えるとね。でもこのような日も重要だと思うよ。
フェリペは年々大きく成長しており、才能と性格を証明している。
彼のドライビングと精神で彼への批判にも応えている。
驚くべきシーズンを送り、彼はタイトルにふさわしかっただろう。
でも時には非情でもある、これがスポーツだ。
昨年は1ポイント差でドライバーズタイトルを獲得し、今年は1ポイント差で失った。
新しいワールドチャンピオンのハミルトンを祝福したい。
最後に、特にこの厳しい時にいつもすぐ近くにいてくれた
モンテゼモーロ社長に何よりも感謝したい。
そして、テクニカルや商業的なパートナーたち、
もちろんわれわれが一員であることを誇りにしているFIATグループに感謝を述べたい」
マクラーレンはミカ・ハッキネンが１９９９年にタイトル獲得以来のチャンピオン！
ルイス・ハミルトンのコメント
「最後にラインを越えたとき、タイトルが取れたかどうかは分からなかったんだ。
１コーナーでチームが教えてくれて、それから大喜びしたよ。
驚いたよ。呼吸をととのえる必要があった。
言葉で表すことはできない。何も言えないよ。
友達と家族、父がここにいて、
故郷にいる人たちもチームもとてもがんばってくれて、
それらすべてが報われたんだ。
雨が降りはじめる前、僕はかなり余裕を持って走っていた。
ちょっと速いペースを維持するのに苦労していたけど、
ヴェッテルを抑えることもできていた。
その後、彼が僕を抜いて、チームが僕に彼を抜かなければならないと言ってきた。
だから最終コーナーでグロックの前に出られたのは信じられないよ。神に感謝しないと。
僕がグロックを抜く直前に、チームから彼を抜かなければならないと言われた。
それまでは僕はヴェッテルを抜こうと攻めていたんだ。
今日は僕の人生の中でも最も大変なレースのひとつだったね」
ロン・デニスのコメント
「とにかくタフなレースだった。決して激しくプッシュしたわけではないが、
レース終わりに降った雨が事態を難しくした。
セバスチャンがルイスをかわしたが、我々はあきらめなかったしルイスもそうだった。
なぜなら当時4位を走行していたティモが
ドライタイヤを履いていることを知っていたからだ。
ルイスはチャンスを最大限に生かし、
F1史上最もスリリングなフィニッシュシーンを演じた。
ルイスをとても誇りに思うし、
チーム、そしてメンバー1人ひとりに対しても同じ気持ちだ。
誰もが最高の仕事をやってのけた。
またメルセデス・ベンツをはじめとするパートナーたちにも感謝したい。
最後に、コンストラクターズ選手権を手にしたフェラーリを祝福するよ」
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